2019年02月08日

本日は、お日柄もよく



 WOWOWにて比嘉愛未主演でドラマ化されていたのを見て、面白かったので原作を検索したら「暗幕のゲルニカ」の作者、原田マハということが判明。迷わず図書館で借りてきました。
 題名と装丁からは想像出来ないのですが、スピーチライターの物語です。
 こと葉は、有名な俳人の祖母を持つ、ごく普通のOL。その彼女の幼馴染の結婚式で人々の心を惹きつけ、感動のスピーチをした謎の美女に魅せられ、言葉で世界を動かすスピーチライターに魅せられてこの世界に飛び込む。
 そんな彼女が、政治家だった父親のあとを継ぎ、政治の世界に飛び込む幼馴染のために、スピーチライターとして奮闘する姿が描かれている。

 「困難に向かい合ったとき、もうだめだと、思ったとき、想像してみるといい。
  三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いてる。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩きだしている。
  どうだい?そんな難しいことじゃないだろ?だって人間は、そういうふうにできているんだ。」幼名馴染みの亡き父親から送られた言葉です。
 言葉によって人は傷ついて、そして言葉によってまた立ち上がることが出来るんだなぁ、とつくづく実感しました。

 ドラマは、時間の関係のせいか、独自の脚色をしていましたが、こうやって本で読むのと、耳で聞くのとでは、同じ言葉でも受け取り方は違うから、ドラマのほうがすこし大げさな演出になっていたのかもしれません。

☆☆☆☆☆
ラベル:原田マハ
posted by KOZO at 17:41| 静岡 ☀| Comment(0) | 本の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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